「今しかできない」早期入社への挑戦。鹿児島育ちの「ぼっけもん」が、決意の先に見つけた確かな成長への手ごたえ。

USEN-NEXT GROUPでは2019年から、新しいリクルーティングプログラムとして[GATE]を始動しています。新卒でも中途でも、年齢や学年に関係なくいつでもエントリー可能で、入社時期も自由といった革新的な採用手法をもって、企業と求職者がよりフェアな関係でマッチングすることができるプログラム構築を目指しています。

入社時期自由の制度を利用して、2020年の3月に卒業を控えながら早期入社をした新入社員もおり、社会人としてのスタートダッシュを切って活躍しています。今回はその中でも、鹿児島の大学に在籍しながら東京で働くことを決断した社員をご紹介します。

PROFILE

新保 大志(Daishi Niibo)

株式会社 USEN ICT Solutions
USEN ICT Solutions
マーケティングセールス部
2019年11月 新卒入社(2020年3月卒業)

決して不安が無かったわけではない。そんな自分を、父の言葉が後押ししてくれた。

――― まずは、早期入社制度を利用しようと思った理由を教えてください。

一般的には4月から社会人としての生活が始まるので、「卒業するまでは学生生活を楽しみたい」という方がほとんどだと思います。

ですが、自分の周りには、中学校や高校を卒業してすぐに働き始めていた友人も多かったので、早期入社という考えに抵抗感はなく、自分も早く社会に出て働いてみたいという憧れがありました。

卒業後に社会人として働き始めることが決まっているからこそ、チャンスをいただけるのであれば早めにスタートを切りたいという気持ちがずっとあったので、USEN-NEXT GROUPの会社説明会で「在学中でも正社員として働くことができる」と聞いた時に興味をもったのがきっかけです。

USEN-NEXT GROUPには「思い切った挑戦」を受け入れてもらえる社風があると感じており、就職活動中は明確にやりたいことが決まっているわけではなかったので、数多くの事業を展開している企業であればより多くの挑戦ができると思って選考を受けました。

苦手意識を持っていたIT業界に挑戦してみたいという想いもあったため、法人向けのICT通信サービスを幅広く提供しているUSEN ICT Solutionsに配属していただき、自らのキャリアをスタートできたことは嬉しかったですね。

――― 不安はありませんでしたか?

他の同期より半年ほど早く入社することに不安もありました。しかし、挑戦を受け入れてくれる環境があったことと、父の後押しがあったことも相まって、思い切って早期入社を決断することができました。

私が住んでいた鹿児島では、度の超えた度胸者のことを「ぼっけもん」と言うのですが、「ぼっけもんになってこい!大志ならできる!」と父から背中を押されました。迷っていた自分を後押ししてくれた父がいたからこそ、決断できた早期入社でした。

背中を押してくれた父と(当時5歳)

――― 残りの大学生活を「学生」として過ごす以上に、早期入社をすることで得られるであろう経験に価値を感じたのですね。

そうですね。残りの大学生活でアルバイトをしたり、貯めたお金で旅行に行ったりするのも一つの選択肢だと思いますが、自分の場合は少しでも早く社会に出て「成長したい」「活躍したい」と考えていたんです。

――― なぜ、鹿児島の大学に在籍しながら東京で働くことができたのでしょう。

私の場合は大学に在籍はしていましたが、4年生の前期で単位も取り終わり、すでに卒業できる状態でした。卒業論文は教授と対面で進めるのではなく、データでのやり取りのみで進めることができたんです。

配属が東京に決まったのは早期入社を決断した後ですが、鹿児島ではなく東京での活躍の機会を与えていただけたのは、USEN-NEXT GROUPに出会えたからこそ掴むことができたものだと思っています。

――― 早期入社後の実際のお仕事について教えてください。

入社してすぐに、USEN ICT Solutionsのマーケティングセールス部へ配属となりました。

マーケティングセールス部では、すでに取引があるお客様や新規のお客様に対してテレアポを行い、商談のお約束をいただいたり、チームによっては実際の商談から契約締結までのクロージングを電話で担うところもあります。

私が所属しているチームは、テレアポによってお客様から商談のお約束をいただき、直販営業に情報を共有して商談に行ってもらう「トス上げ」をメインでおこなっています。1日に平均100~150件くらい電話をかけるのですが、多い時には200件以上電話をすることもあります。

――― 200件と聞くと大変そうなお仕事ですが、やりがいを感じるのはどんな時ですか?

自分のアポイントがきっかけとなり、契約獲得につながったという報告を聞くと嬉しいですね。そこに一番やりがいを感じます。

電話をかけて断られてしまうことも多いのですが、いかに長く会話を続けられるかが勝負だと思っています。相手の話し方や声のトーンから、少しでも興味を持ってくれているか、それとも全く興味がないのかをくみ取るようにしています。

例えば、全く興味を持ってくれていないと感じたときは、無理に引き延ばさずに次のコールに切り替えるような見極めもしています。一方、少しでも興味をもっていただけたと感じたときは、様々な工夫をこらしながらアポイントの獲得を目指しています。

また、1度断られてしまってもすぐに諦めてしまうのではなく、別の切り口で提案してみることで興味を引くことができないか試行錯誤しています。実際に、アプローチ方法を柔軟に変えることで、別の何かがフックとなりアポイントを獲得できることもあるので、そのような経験を積み重ねることで営業スキルが身についてきたと実感します。

たかが半年、されど半年。その時の決断が、これからの自分を後押ししてくれる。

――― 早期入社をして良かったと感じることを教えてください。

人より早く経験が積めることです。半年という期間は「たかが半年」と考える人もいるかもしれませんが、自分は「されど半年」だと思っています。

自分の中でも大きな決断だったので、経験という面だけでなく、気持ちの面でも大きく成長できたと思います。周りを意識して行動するのではなく、自分が成長するために自分で決断した早期入社でした。

USEN-NEXT GROUPでも、また他の会社でも前例がない制度であったこともあり、早期入社の人に対する研修制度や育成体制がどうなっているか不安な部分もありましたが、実際に入社してみると、配属部署の方々がきちんと自分に向き合って教えてくださいました。皆さん他の業務があるにも関わらず、わざわざ時間を作っていただけたことは本当にありがたかったです。

そのような経験を通して、社内に尊敬できる方ができ、仕事に対する姿勢を身近で学び続けることができるのでとても良い刺激を受けています。

――― 近くに尊敬できる方がいるのはモチベーションも上がりますね。目標としているのはどんな人ですか?

USEN ICT Solutionsの社長である青柳さんや、USEN Smart Worksの社長である大下さんは、やはり近くで見ていてかっこいいですね。私のような若手社員に対してもフランクに接してくださり、会社のトップではあるものの、謙虚さを欠いていないところも尊敬している理由のひとつです。

近くの席に座っていらっしゃるので、「経営者」という存在を普段から身近に感じることができています。そのおかげで私自身も、経営に必要なことや、経営者が考えるべきことは何かということを意識するようになりました。

――― 今後、同じように早期入社を希望される方へのアドバイスはありますか?

自分から言えることは、「挑戦を恐れないでほしい」ということです。

多くの人は安定を求め、守りに入ってしまいがちですが、今の現状や環境を少しでも変えてみたいという想いがあるのならば、挑戦し続けるしかありません。

新しいことへの挑戦に不安はつきものですが、それを「やらない理由」にしてしまうのはもったいないと思います。少しの勇気と覚悟をもって挑戦した先には、きっと素晴らしい可能性が広がっています。

人それぞれ「今しかできないこと」と聞いてイメージするものは違うかもしれませんが、早期入社もそのひとつだと思います。是非ともたくさんの人に挑戦してみてほしいですね。

――― 最後にこれからの目標を聞かせてください。

仕事に関しては、まずは目の前のことをコツコツと行うことが成長への近道だと思っているので、現在の部署でしっかりと経験を積んでからキャリアアップしたいと思っています。

将来的には対面でお客様と商談をして、契約締結までを担う直販営業の部隊にも挑戦してみたいですね。

これからも常識に捉われず、自分がおもしろいと思ったことや、やりたいと思ったことを信じて突き進んでいきたいです。

自分自身が「経営」に対して興味をもっているので、USEN-NEXT GROUPでは身近にお手本となる経営者がたくさんいます。自分が5年後、10年後に経営者になれた時、どのような人間であるべきなのかということを意識することが多くなりました。

いずれは新しい事業の経営に挑戦できるチャンスに巡り合うかもしれません。これからも大きな決断をする瞬間が何度もあると思いますが、早期入社を決断した自分だからこそ、その時の気持ちを思い出して挑み続けたいと思います。

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