「1番手を支える1番手」こそ自身の役割。全員がトップでもチームは成り立たないと語る技術課長の「働く原動力」とは?

USEN-NEXT GROUPは「時代の進化を加速させる」ために、世の中から必要とされるサービスやイノベーションの創造を目指して様々な取り組みをしています。2020年1月時点で19の事業会社を抱え、BGM配信のUSENや映像配信のU-NEXTを始めとした、多様なサービスを展開しています。今回はその中でも、ホテルや病院向けの自動精算機や予約管理システムなどで国内トップシェアを誇り、業務効率化・人材不足などの課題解決を通じてクライアントをサポートしているアルメックスの社員をご紹介します。

PROFILE

増田 好紀(Yoshinori Masuda)

株式会社 アルメックス
イノベーション事業部 営業部 技術課長
2011年 新卒入社

成果を追求するために妥協はしたくない。だからこそ、いつでも「本音」で向き合ってきた。

――― まずは、USEN-NEXT GROUP(当時、アルメックス)に入社された理由をお伺いできますか?
友人にアルメックスという会社があるということを聞き、選考を受けたのがきっかけです。当時はアルメックスがUSENのグループ会社だったので、大きい会社でブランド力があるというイメージがあったこと。もう一点は、これは他の社員からもよく聞く話ですが、選考を進めていく過程での社員の印象が良く、そのような「人」や「社風」に惹かれて入社を決めました。

――― 増田さんが所属しているアルメックスのイノベーション事業部は、どのような部署ですか?
飲食店で注文をする際に使用するタブレット型の注文端末(テーブルトップオーダー端末)や、POSレジのような販売情報を管理するシステムを搭載したレジ、カラオケ店の自動精算機システムなどを取り扱っています。お客様の要望に合わせて製品をカスタマイズしたり、業務形態にあう製品を組み合わせたり、お客様にとって最も快適なサービスをご提供しています。

――― 現在は管理職として活躍されていますが、入社前の増田さんはどのような学生でしたか?
学生の頃はサッカーに打ち込んでいました。高校時代には全国出場を目指して取り組んでいましたが、自分はキャプテンよりも副キャプテンといったポジションを選択することが多かったです。

当時のキャプテンは練習にも仲間にも真剣に向き合ってくれていましたが、チームがうまくまとまらない時期が続きました。その時、一番先頭の人が前を向いてチームを引っ張っていけるように、サポートに徹する役割も組織には必要なんだと感じたんです。自分が後ろでサポートして振り返る立場になれば、チームがうまくいくと思いました。

もちろん一番になりたい気持ちは十分あります。だからこそ「1番手を支える1番手」を目指して仕事をしています。

――― 自分が一番になりたいと思う人も多いと思いますが、増田さんは少し違う視点でチームを見ていたんですね。
トップはもちろん凄いですが、全員がトップでもチームは成り立たない。控えチームの層を厚くしなければ、何かあったときに対応できません。先頭に立つ人は、振り返らずに前だけをみて走り続ければいい。トップがそうできるよう、「1番手を支える1番手」でありたいと思ったんです。

――― 社会人になった今もそのスタンスは変わりませんか?
今の仕事でも、同じような役割なのかなと感じています。上司が安心してチームを引っ張ってくれるように。上司の要望に応えられるように。後輩となるメンバーが最大限の力を発揮できるように調整をする。それが自分の役割でありチームへの貢献だと思っています。

――― 社会で人間関係を構築していくことは重要であり、難しい側面もあると思います。コツはありますか?
みんな人間なので、「人間関係を崩したくない」とか「社会的地位を失いたくない」という気持ちを持っているのは当たり前のことだと思います。ただそうして萎縮してしまうと、どこか上っ面な関係になってしまいます。

私は上司も部下も関係なく、いつでも本音で向き合って、時にはケンカもしながら仕事をしてきました。気を遣って遠慮していたら、妥協せずに成果を追求できる組織にはならない。そういった関係を受入れてくれるのもこの会社の良さだと思います。

――― 仕事に対して本気で向き合っているからこそ生まれる衝突ですね。
仕事もチームプレイなので、相手にも、仕事にも真剣に向き合いたいからこそ、どんなことも本音で伝えることを大切にしています。「本音」というのはメンバーの間だけではなく、お客様との関係においても大事なことだと考えています。

お客様の話をしっかり聞いて、一番最適なものが何かを考える。もし話を聞いて、当社のサービスを使っていただくことが課題解決の最適な手段でないと思ったら、はっきりそう伝えています。利益だけを考えることが正解ではなく、お客様と本音で向き合うことによる信頼関係というものをポリシーにしています。

営業課から技術課への転換。営業で培った視点や知識があったからこそ、働く意識が変わった。

――― 働くことへの意識が変わった瞬間はありましたか?
正直な話をすると、違う環境で働こうかなと思った時期はありました。その時は、担当しているお客様の物件数や新規案件が増え、会社から期待してもらっていたのはありがたかったのですが、他のことに挑戦してみたいと思い始めていた時期でもあったんです。

どうしようか迷ったときに、先輩や後輩に相談をして、これまで所属していた「営業課」から「技術課」への配置転換をしていただきました。入社以来、ずっと営業職として働いてた私は、プレイヤーとして自分が活躍することを常に考えていましたが、技術課に異動してからは今までになかった視野が一気に広がったんです。

――― どのようなことを考えるようになったのですか?
アルメックスは自動精算機のようなシステムの提案から、設置やメンテナンスまでを担う会社なので、営業課と技術課が手を組んで業務を遂行する必要があります。

現在所属している技術課では、今まで営業を経験したからこそ、お客様と会話をする中で感じていた「こうしたらもっとよくなる」といった、営業ならではの視点を持ちつつ仕事を進めることができています。

また、部下を持つということや、自分の知識をメンバーに教えるといった経験も、私にとって働く意識が大きく変わるキッカケとなり、この会社で働くことを選んでよかったと心から思っています。

――― 最後にお聞きしたいのですが、増田さんにとって「働く意味」とはなんですか?
私が働く意味は、「幸せ」のためです。お客様や家族を幸せにするには、自分が頑張って働く必要がある、頑張って働けば、会社が大きくなる。会社が大きくなれば社員も、社会も幸せにすることができる。このサイクルが私の大きな原動力です。

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