制度利用者の40%が20代の若手社員! キャリアアドバンテージのための資格取得を応援する「ライセンスサポート」に迫る。

USEN-NEXT GROUPでは社員の働き方改革推進の一環として、2018年6月1日に「Work Style Innovation」と名付けた新人事プロジェクトが始動しました。既成概念にとらわれず、結果を出すための最適な方法を常に追求し、社員が生き生きとエネルギッシュに働けるコミュニティづくりを目指しています。

今回は、自身の能力向上を目的として資格取得を目指す社員や、業務に必要となる資格を取得された社員に対して支援を行う「ライセンスサポートプログラム」という制度を紹介します。実際に制度を利用して資格取得をした社員にも話を伺いました。

PROFILE

久嶋 渉(Kushima Wataru)

株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS
コーポレート統括部 People Activation部 HR戦略課
2019年 新卒入社

――― USEN-NEXT GROUPのライセンスサポートプログラムとは?

自身の能力向上を目的として資格取得を目指す社員の方や、 業務に必要となる資格を取得された社員の方に対し、支援を行うプログラムです。 社員の皆さんの自己成長を支援すると同時に、事業を推進していくための支援を行っていきます。

尚、「ライセンスサポートプログラム」の対象となる資格については、状況に応じて随時、追加・変更を行っており、事業の拡大や時代の変化に応じた柔軟な対応を行い、より実践に沿った資格取得を応援しています。

――― サポート対象となる主な資格と適用実績は?

2020年7月の時点で「76」の資格がライセンスサポートプログラムの対象となり、さらに細かくクラス(1級・2級など)で分けると「118」もの資格が対象となります。主に3つのカテゴリに分かれており、情報取得系から管理系まで多岐にわたります。

ライセンスサポートプログラム対象資格(一部抜粋)

ライセンスサポートの適用者数は2017年から2020年7月までで「898名」となり、2019年の1年間で制度を利用した280名のうち、41.1%が20代の社員となります。若手の活躍を応援する制度としても、さらに利用者が増えてくれると嬉しいですね。

――― 今後の展望に関して教えてください。

今後も、事業拡大や社会変化にあわせて、ライセンスサポートとして支援すべき資格の追加を実施していきます。また、グループ戦略として重要度が高い資格取得を奨励するキャンペーンなど、さまざまな角度から社員の自発的な学びの促進と、その支援を実施していく予定です!

資格取得はキャリアに対する意思表示。憧れた仕事を手に入れるため、自ら道を切り開く。

PROFILE

小澤 美波(Minami Ozawa)

株式会社 USEN Media
インバウンド営業課
2019年 新卒入社

――― 今回、ライセンスサポートプログラムを利用して取得した資格を教えてください。

2019年に「インバウンド実務主任者認定試験」と「TOEIC」の資格を取得しました。

テキストや問題集は自身で購入しましたが、試験に合格すると「一時資格取得金・受験料・免許更新手数料」が支給されます。インバウンド実務主任者認定試験は一時資格取得金が1万円、TOEICは点数にもよりますが、私の場合は10万円を支給していただきました。

合格証と受験料の領収書を合わせて提出するだけでしたので、簡単に申請することができました。

――― インバウンド実務主任者認定試験とはどのような資格なのでしょうか?

日本の観光業における、訪日外国人の方々の特徴やデータ、社会的背景を含む「日本におけるインバウンド業界全体の知識」を学びます。ニューツーリズムや観光街づくりについての知識なども勉強しました。資格を取得するとインバウンドディレクターという肩書がもらえるので、仕事にも活かされています。

私は2019年4月に新入社員としてUSEN Mediaに配属となり、12月まで関東メディアソリューション営業課、いわゆる「ヒトサラ」を扱う部署で営業職に従事していましたが、今年の1月からインバウンド営業課の立ち上げメンバーとして、「SAVOR JAPAN」という訪日外国人向けのグルメサイトの営業に特化した部署へ異動となっております。

「SAVOR JAPAN」のサービスインは2015年2月ですが、オリンピックイヤーに向けて、よりインバウンド対策を強化していく目的のもと部署が発足したんです。

――― インバウンド対策に力を入れたいお客様への、コンシェルジュ的な役割から信頼関係を築けているのですね。なぜ、そのような資格を取得しようと思ったのでしょうか?

理由は2つありました。1つ目の理由は単純に、新卒コンテストで上位を狙いたかったからです。

入社当初、USEN Mediaに配属された新入社員を対象とした新卒コンテストがあったんです。商材ごとの獲得件数などを競う内容でしたが、その評価指標として「特定の資格を取得するとポイントが加算される」といったルールがあったんです。どうせやるならポイントを多く稼いで、上位を狙いたいといったモチベーションもありました(笑)

もう一つの理由が私にとって大きいのですが、以前から「SAVOR JAPAN」に関わりたくてUSEN Mediaへの入社を希望していました。就職活動中に企業研究をする過程で「SAVOR JAPAN」の存在を知り、これまでの海外経験や語学力を活かせるのではないかと感じたんです。

今後ますます伸びていくであろうインバウンド市場の最先端に立ち、日本を盛り上げ、まだまだ残っている外国人観光客に対する偏見を少しでもなくすことができればと思っていました。

当然、希望する部署に配属されるとは限らないことは理解していました。なので、TOEICやインバウンドディレクターといった資格を取得することで、「SAVOR JAPANに関わる部署で活躍したい」という意思表示になると思って一生懸命に勉強しました。

入社直後の人事研修で、USEN-NEXT GROUPの資格取得支援について説明があったことが頭に残っていて、それを思い出してライセンスサポートプログラムを利用しました。

――― 取得された資格を、どのように仕事に活かしていますか?

どちらの資格もインバウンド事業に強く関連するものですので、もちろん知識として活かせますし、実際に英語を使ってお客様をサポートできる点でも強みになります。

名刺にも「インバウンドディレクター」という表記が入りますので、名刺交換をする際に、お客様から「インバウンドディレクターって何?」と聞かれたりするんです。

ちょっとした会話のきっかけとなり、商談前のアイスブレイクができるので、お客様とのコミュニケーションにおいても非常に役立っていると感じます。

英語力に関しても、オーナー様から「領収書は必要ですかって英語でどう言うの?」と聞かれたり、英語で表記されているものを持ってきて「これは、なんて書いているの?」といった会話も生まれます。

私自身が「SAVOR JAPAN」のサイト制作のために翻訳をしているわけではありませんが、営業現場においてもダイレクトに英語力を用いてサポートできることがあります。そこで信頼関係を築くことで、関係値が深まることも多いです。

――― 自身がイメージするキャリアを実現させるために資格を取得し、実際にその部署への異動が実現したのですね。

そうですね。もちろん入社前はインバウンド営業課という部署ができるとは全く知らなかったですし、資格を取得した時点では(部署の設立は)決まっていなかったことかもしれません。

実際に資格を取得したからといって、「SAVOR JAPAN」に携わることができる確証はありませんでしたが、将来的なキャリアビジョンの意思表示として取得をしました。

――― 今後、取得していきたい資格や挑戦してみたいことなどはありますか?

食の情報と情報発信の専門家として認定される「フードアナリスト」という資格があり、グルメサイトを扱う立場として強みになるので取得に向けて勉強しています。

また、少し長期的な目標となりますが、自身の活躍の幅を広げるため、中国語などさまざまな言語を扱えるようになりたいです。

また、将来的には営業職で身に付けた経験を糧に、異なる職種でアウトプットできる日が来たら嬉しいです。

社歴を重ねるごとにさまざまな部署との連携が増え、どのようなプロセスでサービスが成り立っているのか、それぞれの部署がどのような仕組みで動いているのか、理解を深めることができました。

私自身、自分の長所や短所、個性をすべて受け入れて、それらを自在にコントロールできるような「人間力」の高い人材になりたいと思っています。魅力的な人物になれるだけでなく、周りを見る余裕もできるので、周囲を巻き込んで成果を生み出すことができるからです。

今後も、自分自身のタスクだけに視野を限定せず、部署の垣根を超えて多くのことを吸収していきたいですね。広い範囲の知識や能力をもったマルチプレイヤーを目指したいです。

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