「単なる開発だけ」ではない環境がこの会社にはあった。多様なビジネススキルが求められるバックエンドエンジニアが遂げた成長と達成感。

USEN-NEXT GROUPは「時代の進化を加速させる」ために、世の中から必要とされるサービスやイノベーションの創造を目指して様々な取り組みをしています。2020年9月時点で22の事業会社を抱え、BGM配信のUSENや映像配信のU-NEXTを始めとした、多様なサービスを展開しています。今回は「ヒトサラ」「SAVOR JAPAN」などのWEB開発を行っている、USEN Mediaで活躍されているITエンジニア社員ををご紹介してます。

PROFILE

國武 晃次(Koji Kunitake)

株式会社 USEN Media
バックエンドエンジニア
2019年 新卒入社

使用言語は関係ない。経験よりも「やってみたい」という気持ちが大切。

――― まずは、現在の業務内容に関してお伺いできますか?

USEN Mediaで扱っているメディアサービスのWEBサイト運営をしています。

私の業務は「ヒトサラ」というグルメサイトの改修案件が多く、例えばユーザーの方がサイト上でレストランを予約されるときに、カレンダーから日付を押下すると素早く予約ができるようにする、といったようなものです。

このような、既存サービス内のユーザビリティをより改善していくための作業をしています。

――― 國武さんがUSEN Mediaのエンジニア職に入社を決めた理由を教えてください。

大学時代は理系だったので、エンジニアはもともと視野に入れて就職活動をしていましたが、総合職として働くか、エンジニア職として働くかは迷っていた時期もあったんです。

私は音楽が好きだったので、好きなことを仕事にしたいと思って業界研究をしていました。その時にちょうど見つけたのがUSEN-NEXT GROUPのエンジニアのインターンで、そのインターンからこの会社のエンジニアに魅力を感じて面接を受けました。

社会人になってから就活生の方とお話しをする機会をいただくことが多いのですが、使用言語で就職先を決めている方が非常に多いと感じています。私個人の意見としては、言語で仕事は選ばない方がいいと思っています。

言語は経験がなくても研修でしっかり勉強することができるので、それよりもWEB制作がやりたいのか、あるいはアプリの制作がやりたいのかといった将来的な目標に目を向けたり、これはエンジニアに限らずですが、職場の雰囲気を大切にするべきだと思っています。あくまで言語は手段でしかありません。

私はもともとWEB開発がやりたかったことと職場の雰囲気を重視して、USEN Mediaへの配属を希望しました。

――― エンジニアは専門的な知識が必要だと思いますが、実際にエンジニアになるためにはどのような経験が必要だと感じますか?

正直なところ、私は経験はそれほど重要ではないと思っています。大学では理系の勉強をしていたと言いましたが、基礎の勉強だったのでほとんどは会社の研修で知識を身に付けました。

研修内容はまずは基礎的な部分から教えていきます。英語で例えると、まずは文法を研修で学び、実際に会話で使う部分は業務の中で実践で覚えていくといった感じですね。

研修後は、1on1で相談したりアドバイスをもらったりしながら一緒に仕事を進めていくので、あまり実践的な内容に自信がないといった人でも心配はいらないと思います。

設計書通りに作ることが大切だとは限らない。自社開発だからこそ求められる技術以外の力。

――― USEN Mediaのエンジニアの方々はどのような雰囲気で仕事をされていますか?

エンジニアは内向きなイメージ持たれがちですが、明るい方が多いですよ!僕がたくさん質問をしても、快く答えてくれる方ばかりです。

雰囲気が全体的に明るい理由の1つとして、女性のエンジニアが多いという点もあると思います。エンジニアというと男性が多いイメージがあると思いますが、USEN Mediaのエンジニア職は女性と男性の割合が半々です。

職場の環境面では、人間関係での悩みが全くないので働きやすい環境だと感じています。

また、他の会社との違いは、営業職や企画職と我々エンジニア社員が同じフロアの近い場所で働いているという点です。

企業によってはエンジニアだけ他のオフィスに在籍していたり、違うフロアにいることがあると思いますが、私たちの職場は基本的に他職種の社員との距離が近く、営業社員からもより詳しい現場の話を聞くことができるので、サイトのユーザーや掲載店のお客様からいただいた意見を取り入れて、自分の仕事にダイレクトに活せるのが凄くプラスになっています。

――― 他社のエンジニアとUSEN Mediaのエンジニアの違いは何でしょうか。

我々のサービスである「ヒトサラ」は自社開発のメディアなんです。自社開発というのは、デザインや仕組みの構成などを全て一から自分たちで行っています。自社開発の強みはエンジニア側も良いサービスを作ることに直結できることです。

企画チームから作成依頼があったものを受け入れて「ただ作る」のではなく、私たちエンジニアチーム目線もうまく取り入れて、もっとこうした方がいいんじゃないのか、という意見を企画チームに伝えるようにしています。

こうした企画側とエンジニア側の意見のキャッチボールによって、より良いサービスにブラッシュアップされていくんです。自社開発かつ同じフロアで業務をしているが故の強みですね。

一般的に、企業は他の制作会社にサービス開発の依頼をし、それを設計書通りに作ってもらうということが多いです。そのようなやり方が悪いわけではなく、双方のやり方にそれぞれ良い部分はもちろんありますが、USEN Mediaでは「コミュニケーション力」「交渉力」「発想力」などの単なる開発者ではないマーケティングを考えられるエンジニアになるためのスキルが身に付くと実感しています。

そういった意味でも、この会社に入って本当に良かったと思っています。

――― USEN Mediaではどのような言語を使用していますか?

USEN Mediaでは、主に「PHP」「JavaScript」「CSS」「HTML」といった言語を使用します。

たくさんの言語を扱うことに対して、大変に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、逆にいろいろな言語と触れ合えたほうが、自分のキャリアを考えたときに視野が広がり、プラスになると思っています。

自分の作ったサービスが世界へ。どんな小さなモノでも、形になる喜びは大きい。

――― 実際に働いてみて、達成感を感じたのはどのような瞬間でしたか。

とても印象に残っているエピソードが2つあるんです。

1つ目は、何かを作ってリリースするという作業を自分一人で任された時です。本当に小さい写真を掲載するという仕事でしたが、リリースしたものを自分のスマートフォンで見たとき、自分の作ったものが世の中に出ていることを実感しました!とても感動したのを覚えています。

2つ目は大きいプロジェクトのメンバーに選ばれたことです。入社した頃は自分の考えをアウトプットしても、なかなか役に立てないことが多かったのですが、今回のプロジェクトでは「國武さんの意見が欲しい」と言っていただけるようになり、自分が頼られるようになったことや、戦力として働くことができていることを実感しました。

――― 今後どのような仕事をしていきたいですか。

今後はプロジェクトをマネジメントする側にも立ってみたいと思います。また、今は「ヒトサラ」という既存のサービスに携わっていますが、チャンスがあれば新規のサービスを自ら生み出したい想いもあります。

USEN Mediaは意思を持った社員がチャレンジできる機会を与えてくれる会社です。ぜひ今後もいろいろなことに挑戦できたらいいなと思っています!

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