「優秀ならシニア社員も昇進させる」意欲があれば70歳でも現役で活躍できる、USEN-NEXT GROUPの新しい雇用制度の考え方。

USEN-NEXT GROUPでは社員の働き方改革推進の一環として、2018年6月1日に「Work Style Innovation」と名付けた新人事プロジェクトが始動しました。既成概念にとらわれず、結果を出すための最適な方法を常に追求し、社員が生き生きとエネルギッシュに働けるコミュニティづくりを目指しています。

2019年9月には、社員が長く安心して働くことができ、優秀な人材に継続して活躍していただく機会創出を目指し、社員が70歳まで正社員として働ける新しい定年再雇用制度をスタートしました。制度を刷新した経緯と、実際にこの制度を活用して60歳を過ぎても正社員として活躍する社員にインタビューしました。

PROFILE

住谷 猛(Takeshi Sumitani)

株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS
執行役員 コーポレート統括部長
1999年入社。人事・総務部門担当役員、法人営業部門担当役員等を経て、USEN-NEXT HOLDINGS発足時より現職。

――― 今回刷新した「定年再雇用制度」について教えてください。

従来は、60歳で定年を迎えた後、希望者は「契約社員」として1年ごとに契約更新を行い、最長65歳まで働くことができる制度でした。

しかし、2019年9月に制度を改定し、60歳で一度定年を迎えた方でも、その後本人が希望すれば70歳まで「正社員」として継続して働くことを可能にしました。役職・業務内容・評価を加味し、報酬は一人ひとり再査定をして再雇用時に決定します。再雇用後は正社員として、60歳以下の正社員と同様に評価をさせていただきます。

――― 定年年齢を見直すきっかけは何だったのでしょうか?

最近では少子高齢化のため、優秀な人材の確保が難しくなっています。年齢に関係なく、60歳以上の社員でも長年培った知識や経験を十分に活かして長く働いてほしいと思いました。

今のシニア層はとても元気で、長年PC業務をしてきているのでITリテラシーも高いです。本人の意欲のある限り、活躍し続ける環境を構築したいと考え、定年を70歳まで延長することを決めました。

――― 今後の展望をお伺いできますか?

年齢に関係なく、達成した仕事(アウトプット)で評価をするこの制度は、シニア社員の可能性を掘り起こしていると実感しています。経験も豊富で、新入社員からすると親よりも年上の社員が、同じオフィスでイキイキと働いている姿は、若年層の模範になっています。

いくつになっても仕事ができて、自身の成長を含めて学べる場を提供する。将来的には定年という概念そのものをなくし、意欲のあるシニア層が「可能な限り働き続けられる環境」を構築していきたいと考えています。

健康に気を使いながら同期と一緒に活躍し続けたい。「この年齢でも働けるんだ!」と、若い人たちのエネルギーになれることが一番嬉しい。

PROFILE

榊田 文子(Fumiko Sakakida)

株式会社 USEN
営業本部 関西支社 堺支店

PROFILE

辻村 芳已(Yoshimi Tsujimura)

株式会社 USEN
技術統括部 品質管理部 安全推進課

――― まずはお二人の現在の業務について教えてください。

榊田:株式会社USENで、主に大阪南部のエリアを担当として営業をしております。毎日、社用車で50~100kmほど走りながら、お客様をご訪問しています。

あらかじめアポイントをいただいたお客様へご訪問する際は、事前に周辺のお店をしっかり下調べして飛び込みで営業しています。若い頃は「担当している地域で知らないお店がなくなるまで回りなさい」と教えていただいたことが、今でも心に残っているんです。初心を忘れずに頑張っています。

辻村:私は、USENの技術部門にある安全推進課という組織で「安全に関する管理」をしています。社内外で起こりうる全ての事故(交通事故、労災事故、物損事故)に対応し、同様の事故を防ぐために内容を共有したり、時には現場に足を運んで現場検証をしたりしています。事故の再発防止対策を作って、二度と同じ事故が起こらないようにお客様や社員の安全を守っています。

――― どのような時に、お仕事でやりがいを感じますか。

榊田:お客様からご契約をいただけた時はもちろん、設置工事が完了した後にお客様から「USENさんにお願いしてよかった!」と言っていただける時が一番嬉しいです。

静かだった空間に音楽が流れると、お店が生まれ変わったようにイキイキするんです。昔は店舗向けのBGMサービスを主軸としていましたが、今ではタブレットを使ったPOSレジシステムや、電力、保険など商材が多岐にわたるので、店舗運営のあらゆる側面からサポートできることも嬉しいですね!

辻村:私は元々、施工スタッフとして有線放送のチューナー設置工事などを担当していたので、作業で使う道具まで自分で作ったりしていたんです。その時からモノを作ることが好きで、今でも図面を書き起こしたり、広報書を作ったり、動画の編集をしたり。業務が多岐にわたりますが、モノ作りが完成した時は大きなやりがいや達成感を感じます。

――― 日々の業務において大切にしていることを教えてください。

榊田:とにかく「お客様ファースト」を心掛けて行動しています。今の時代、なるべく「効率よく業務をすることが大切」と言われておりますが、電話では伝えきれないことや、非対面では誤解を生みやすいこともあると思います。

その時はすぐにお客様のところへ飛んでいき、私の熱意を伝えるようにしています。きちんとお客様の目を見て、直接コミュニケーションをとることはこれからも続けていきたいと思っています。

辻村:入社してからずっとこだわっていることは、「仕上がりの質」です。特にお客様にお渡しするものは、仕上がりが綺麗であることにこだわってきました。

例えば、今でも安全大会(※)で使用するムービーなどは私が編集していますが、皆さんにより伝わる映像になるように、仕上がりにこだわって作業をしています。

※ 安全大会=工事現場において最も優先すべき安全について、知識を深め、意識を高め、より安全な現場作りと、労働災害事故を起こさない決意を固める場。

――― 70歳定年の話を初めて聞いた時、どう思いましたか?

榊田:USEN-NEXT GROUPは時代の変化に敏感で、取り組みが早いなと改めて思いました。契約社員は1年毎の更新だったので不安がありましたが、今回の制度変更のおかげで解消されました。

私自身、働いているからこそ得られる情報や知識がたくさんあるので、社会の中に身を置いて、働くことができる環境に充実感を得ています。

辻村:(65歳定年により)仕事を続けられるのは、もうあと1年くらいかなと思っていた時に、定年を70歳まで延長するお話しを聞きました。正直、年齢的に70歳まで働き続けられるかという不安はありました。でも今は、健康に気を遣いながら、同期と一緒にいけるところまで頑張って、引き続き現役で働きたいと思っています。

――― USEN-NEXT GROUPのどのようなところが好きですか?

榊田:会社の好きなところは、最先端の業務をこなしながらも、社員同士が本当に仲が良いところです。私も周りの皆さんがサポートしてくれるから、ここまで頑張ることができたと思っています。

最近では、働き方が大きく変わり、特に女性社員にとって働きやすくなったと感じます。今後も時代と共にさらに変革していく会社に期待しています!

辻村:配属先は違っても、人と人が強くつながっている会社です。私は入社当初、各拠点へ出張することが多かったのですが、地方にいる仲間にいろいろな場所で再会するんです。そして、そういったご縁は今でもつながっています。

他にも、自身が研修をした社員が今では管理職になっていたり。いろいろな人がつながり、成長していく姿を見れることも幸せですね。

――― 今後、挑戦したいことや目標を教えてください。

榊田:目標は70歳まで現役で頑張ることです。そして、営業としての目標達成にもより一層こだわっていきたいと思っています。また、私の姿を見て「この年齢でも働けるんだ!」と後に続く社員の方々の励みになれば、そんなに嬉しいことはありません。

辻村:技術社員が使用する作業車両は会社の顔になります。きちんと整理整頓された車だと、それだけでお客様からの信頼を得られます。今後は安全推進課の役目としても、70歳の定年までに技術車両の正常化を目指していきたいと思います。

作業車両が使いやすくなることで生産性が上がり、事故も減少すると考えています。これからもお客様や会社のために貢献していきたいですね。

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